南アで福岡の男性遭難

地元紙の朝刊に上記の見出しを見つけました。
記事によると
福岡県の男性(82)が、二軒小屋ロッジに宿泊し、5日朝に蝙蝠岳(2864m)に一人で向かった。 
6日13時半に戻ると伝えていたが、予定時刻を過ぎても戻らないと、静岡中央署に通報があった。 というものです。

朝刊を読んだ時には、高齢者があの長くきつい尾根に・・・、思ったのでした。

10時過ぎ、消防本部のM垣君から電話で「ヘリを出したけど、あの付近の危険個所などは?」と問い合わせが。
蝙蝠尾根と塩見岳までの道の概要を伝えておきました。
しかし電話を切った後、すぐそばに見える塩見岳まで足を延ばしたかナ? 往路を戻れば問題はないけどと思ったのでした。

そうしたら昼休憩が終わる頃、県警救助隊のN倉君からも電話が!
「どうも塩見まで行ったらしい。 北俣尾根の情報を」とのこと。
北俣尾根には、上り用に着けた赤布はあるが、下山時には見つけるのが難しい。 樹林が濃いのでヘリでの捜索は無理! また、うまく下ったにしても沢に降りる場所を探すのが大変等を伝えました。
しかも昨日は、椹島・二軒小屋周辺でも非常に強い雨が降ったそうです。 北俣・中俣・西俣の渡渉は避けられません。 馴れない人は、流される危険性が大です。

夕刊にも
7日夜から椹島で待機していた署員ら9人(県警救助隊&市消防警備隊)は、静岡ヘリポートから出動した市消防ヘリで蝙蝠岳付近に降り、捜索を開始した。 と記されていました。

明日からは、北俣尾根下端付近から下の北俣・中俣・西俣の捜索も始まると思います。

以前にも書いたと思いますが、登山計画書に記したこと(特にルート)はしっかり守って頂きたい!と思います。
計画したコース付近にいれば救助される確率は高くなります。 しかし、計画から逸脱されると捜索範囲は無限大に広がり・・・。 しかも南アの樹林は深く、捜索は一層困難になります。

この男性が、早く無事に救助されることを祈っています。

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