追悼登山

昨日、S井さんご夫妻と共に鳳凰ドンドコ沢にある“鳳凰ノ滝”へ行ってきました。
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昨年7月15日、ここ鳳凰ノ滝付近でS井さんの同僚であり友人であったN沢さんのご遺体が発見されたのでした。
私もお会いしたことがあり、「何故」という疑問を解消したくて同行させて頂きました。
お花とN氏が大好きだったお酒を・・・。
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鳳凰ノ滝:40mほどの落差で、両岸から落ちています。
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事故発生は携帯電話の電波が途絶えた、7月12日午前7時頃と推定されています。
N氏は青木鉱泉をAM4:30頃歩き始めています。 私達も普通のペースで歩いてここまで2時間半ほど。
当初はもう少し上にある“白糸ノ滝”付近で事故発生と考えていたのですが、昨日歩いた結果写真を撮りながらなら納得できる時間です。 しかし、一般的な登山者が訪れる“鳳凰ノ滝”の展望台付近に事故を起こすような場所は見当たりませんでした。 遺体発見場所の詳細は警察から伝えられていないそうです。
そして発見者は“鳳凰ノ滝”を近くから撮影しようと、展望台より上に登って見つけられたようです。

私の想像ですが、展望台から100mほど上流右岸にガレ場があります。 その右、沢の中央に大岩があり、左岸岩壁下に遠目に登りやすそうな草付の巨岩が見えました。 そこからなら迫力ある“鳳凰ノ滝”が撮れそうに思えます。 その巨岩上で撮影中か、降りるときに転落したと考えました。 捜索にあたったヘリからは、ハングした岩壁の下だし巨岩の陰に隠れて見つけ難かった(捜索時に撮影した写真を後日詳細に点検したところ、それらしきものが写っていたとのこと)ことが伺えます。 N沢さんのカメラは見つかりましたが、損傷がひどく、どんな写真が写っていたかは不明だそうです。 
実際はどんなだったかは判りませんが、現場を見て納得した自分がいました。


精進ケ滝:二段50mほど
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左は展望台から。 右は直下から(撮影場所手前の岩は濡れて滑りやすく、落ちれば怪我では済みそうにありません。 また瀑風と水飛沫がすごく、長居できる場所ではありませんでした。)


ドンドコ沢コースの登山道脇に咲いていた花です。
120715 6  120715 7  トリアシショウマ
120715 8  120715 9  ミヤマカラマツ
120715 10  120715 11  ツルアジサイ
120715 12  120715 13  シモツケソウ
120715 14  シダが密生している場所も

かなり遅い時間になっても“鳳凰小屋まで”という登山者とすれ違い「なぜ、もっと早い時間に登り始めないのか!」とS井さんと話しながら下っていると、何と所属会の若手二人とばったり!!
時間は正午、標高1300m強のトラバース道。 他の方々と同様鳳凰小屋までとのこと。 スタート時間が遅すぎることに「強く小言」を言い!! ビバーク覚悟(テント泊装備)で登るよう申し付けました。
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PM2~3:00には目的地に到着するよう会合の度に言っているのですが・・・。 
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15:09 | 遭難・事故 | comments (1) | trackbacks (0) | edit | page top↑
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comments

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かたやまさん、こんばんは!

安倍奥の沢についての質問ですが、黒樫沢はどんな沢かご存知ですか?
道路から滝がちらっと見えるような。
以前から気になっていたのですが・・・。
by: gen | 2012/08/03 23:52 | URL [編集] | page top↑

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