読図山行

昨日は2年ぶりに所属会の読図山行を実施しました。
場所は藁科川最奥の集落「大間」から七ツ峰へのコースでした。
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道路崩落により誰も来ないだろうと福養滝入口の駿墨庵前に駐車。 駿墨庵は当然開いていませんし、トイレの使用もできません。 また建物の傷みもひどくなり、大間集落の「母さん達」の高齢化が進み、再開されることはないように感じました。
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ただ大川地区の青年達が少しでも元気にしようと、登山道の整備などを行っていてくれることが救いです。
150322 2 新たに設置された看板には、細かな説明も
ここで地図で標高を読み取り(815m)、高度計をセットします。 
駿墨庵から5分で登山口です。
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なだらかな登りから、急傾斜地を斜上していくと、福養滝落ち口に着き
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更に急傾斜地をジグザグに登ると、民家跡(1090m弱)に着きます。 大間集落からここまで、地形図に破線(地図記号によると、幅員1.5m未満の道路=登山道)が記されていますが、現在使われているものとは大違いです。 また、高度計に誤差が出ているので修正してもらいました。
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尾根筋に付けられた道も、東側や西側、また中央にあったり
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トラバースして小さな沢を渡ったり、地形はどんどん変わります。
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地図にも表されている平坦地で、何回目かの現在地確認をしてもらいます。 地図には記されていませんが、すぐ先で植生も変わります。
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ザレっぽい道をトラバースすると、
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沢が足元を流れています。 写真では判り難いかと思いますが、左側が切れ落ちています。 昨年11月に来た時に見つけた地図に載っていないがあります。 落差40~50mの滝ですが、地元の方に聞いても「名前は無い」とのことなので、「上福養滝」と仮に名付けさせてもらいます。 もう少し暖かくなったら、沢を登って下流側から確認したいと思っています。 
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地図に載っていない滝 ← 動画です

そのすぐ上の右岸支流には「ワサビ田」跡があります。
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右の緩やかな流れに沿って登って行くと「藁科川源流」の標識があります。(1350m付近)  ここでも高度計に誤差が! 
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気圧がどんどん下がっているようで、高度計があてにならない!ようです。 私は、細かな地形が読めれば、高度計はいらない!と感じ、10年ほど前に高度計付腕時計の使用を止めました。
沢筋から尾根に登り、主稜線を目指します。 気持ち良い雑木林の中を登りますが、ガスが出てきました。
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主稜線上の分岐(1390m付近)に着き、私の読図教室は終了です。 同行の皆は、七ツ峰山頂へ。
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私は少し登った所で、遊んでいました。 下写真は二十数年前の台風で、沢山の倒木が出た場所です。
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倒れた直後に訪れた時には「ワー、酷い!」と思いましたが、これも自然。 倒れた木々は苔に覆われ、幼木が育ち始めていました。 この苔の上にも、やがて芽吹く種子が含まれているかもしれません。
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木の形を残したもの、木の形も判らなくなりつつあるものなど様々ですが、二十数年後を見てみたいと思います。(もう私はこの世に存在しないでしょうが)
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登山道をまたぐ形の、新旧の倒木。
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そうこうしているうちに皆が下ってきました。 藁科川源流の標識まで、ショートカットして道ではない所を下ります。
こんな楽しいことができるのも、現在地が判り、地形(傾斜など)が判っているからの事です。
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朝、登り始めて間もなくカモシカを見ました。 その時は姿を確認しただけでしたが、帰りに写真を(約10mで)撮ることが出来ました。
6・7歳の雄のようです。 そして鳴き声も聞けました。 シカの警戒音は「ピーー」ですが、「ビーー」と鳴いたように聞こえました。 
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カモシカがいた辺りのササの葉が食べられていて、フンも何か所かで見られました。
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山中の季節の花、ミツマタが満開でした。
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下山後は、市営「湯の島温泉」でまったり! そして車で走り始めると間もなく大粒の雨が降り始めました。 高度計の表示が高くなっていった(気圧が下がって行った)のもうなずけます。
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