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山犬ノ段~高塚山 Ⅱ

日差しが無いので発色が良くありません。 三ツ合山頂付近から見た 蕎麦粒山 です。

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真っ赤になったハウチワカエデと千石平の向こうに、バラ谷山と黒法師岳
161030 a2  写真をクリックすると大きくなります
三ツ合山頂付近
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        161030 a6  ゴヨウツツジ(シロヤシオ)
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以上、紅黄葉の様子をご覧頂きました。

さて、昨日最後に記した「そうじゃないルートで・・・」です。
五樽沢コルの道標には、両面に✖印が付けられ、片面(左下写真)には「ダメ H28」と・・・。
161030 a10-2  161030 a10 
コルから5分ほど下ると道路に降り立ちます。 この道路は「南赤石スーパー林道」といい、10年ほど前までは大きな崩落などなかったのですが、この4・5年大規模な崩落が起こり、ほぼ通行できない状態になっています。 知人達の山行記録を見ても「危険」と記されていますので、どんな状況なのか「確認」しに・・・。 私がこの林道を最後に歩いたのは、2006.11に房子山ピストンの時でした。
161030 a11  林道上の道標

五樽沢コル林道分岐から山犬ノ段に向かって歩き始め、最初の左カーブの先に一番目の崩落地が。 しかし、谷側2mが平らで、なんの問題もなく通過。
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蕎麦粒山 林道
次に出てきた崩落地(上地図A地点)は、100m程の長さ。 10m程は幅50cm程ですが、その先は1m程が平らになっていました。
黄葉した木が倒れていましたから、まだ崩落が続いているようです。 
161030 a13  161030 a14  左、五樽側から。右、山犬側から
全部で10ヶ所ほど崩れていますが、二ヵ所(A・B)を除き谷側路肩には土砂の堆積が少ないので問題なし。
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A崩落地の遠景です。 五樽からだと崩れが大きな右カーブをしながら続いています。
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路肩まで幅があると、景色や黄葉を眺める余裕も。
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下写真下部に水平に見える線が林道で、白っぽく見えるのは崩落地です。 林道終点の前黒法師岳鞍部まで、何ヵ所崩れているのか?
161030 p2  
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そして地図に記したB崩落地です。 距離は6・70mですが、ここが一番悪い所でした。 踏み跡はハッキリ(靴を置く場所は平らに)付けられています。
踏み跡が、左下写真中央に見える「黒い縦筋」に向かって上り気味に付けられています。 その先、二番目・三番目の縦筋へも上り気味です。 そして水平に進んで崩落地を抜けます(右下写真中央縦筋から手前に)
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行く手に山犬ノ段(下写真左端)、改修済みの崩落地跡と紅黄葉した未だ若い雑木林が見えます。 
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崩れた橋も改修されています。 ここから先に、崩落地はありません。
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上写真の少し山犬寄りの所から、道路上にスニーカーの足跡がありました。 しばらく歩くと、紅葉狩りに来たと思しき女性3人が。161030 a24 シカ、登山靴、スニーカーの足跡
上記林道、「誰でも通行できるか?」と、聞かれたらNO!です。 ガレ場ザレ場の通過が問題なくできる方なら・・・。


日当たりが良く、眺めの良い場所で大休止をし、山犬ノ段に戻りました。
山犬ノ段の小屋に寄ると、そこには以前所属会にいたS井さんが。 高校生になる孫二人を連れて紅葉狩りに来たとのこと。 私より2歳年上ですが、高校生の孫とは驚きです。

最後に花はオオイタドリだけでしたが、キノコを3種見つけました。 ミズナラの古木とブナの倒木で。
161030 a25 ナメコに似ていますが、???です。
161030 a26 多分、マイタケです。 もう少し早い時期に見つければ食べごろだったかも。
161030 a27 気色悪い色です。 所属会のNちゃんによると、マスタケ(鱒茸)とのこと。 色が鱒に似ているから・サルノコシカケと同じ種で、若い物は食用にした(昔の東北地方での話)とのことです。


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